ひと手間Weblog

玄人はだしの逸品から、箸にも棒にも掛からぬ駄作と+α を色々とご紹介

耐水性ステッカーを作る

耐水性 ステッカー ポメラニアンジェンマ125のフロントカウルと、リアキャリアに取り付けたボテ箱に、耐水性を考慮した自作のステッカーを貼ってみた。100円ショップで、これならいけるという用紙を見つけることができた。耐水性のあるステッカーを作る、その方法をご紹介しよう。

ステッカー向け耐水性用紙

吸着ラベルフィルム ガラス飛散防止シート
100円ショップのダイソーで見つけた、耐水性ステッカーのベースに打ってつけの用紙、吸着ラベルフィルム。もう一方は、ガラス飛散防止安全シートという全く違う用途の商品だ。透明なフィルムで極薄、粘着テープ付きという、まさにステッカーの保護には持ってこいだ。この商品を今回の用途に思いついたのが、耐水性ステッカー成功のポイントでもある。

当初はインクジェットプリンターの光沢紙で作ってみたのだが、耐水性を考慮すると、恐らく屋内向けにしか使えないような感じだった。 屋外で使用するステッカーの場合、降雨時には耐水性がないと折角作ったステッカーが悲惨な状態になり兼ねない。やはり、ベースとなる用紙は、紙以外が望ましい。

早速、現地調査に行くと、ダイソーで良い商品を見つけることができた。インクジェットプリンター専用の吸着ラベルフィルムという商品だ。これは、窓ガラスや鏡などの平滑面に貼っても跡の残らない吸着タイプで、繰り返し貼って剥がせるのが特徴らしい。用紙は耐久性、耐水性に優れたポリプロピレンで、屋外用ステッカーとしてのベースには、申し分無さそうだ。用紙はA4サイズ2枚入りで、染料、顔料インク共に対応している。

 

タイムトンネルのステッカー

タイムトンネル ステッカー
タイムトンネルとは、主に筑波サーキットで行われたクラシックバイクやビンテージバイクを対象にしたレースだった。たまたま、当時いただいたステッカーが残っていたので、オリジナルを貼るのはもったいない気がして、複製したのだ。

今回作るステッカーの“ネタ”にしたものは、Timi Tunnelという約40年前のステッカーだ。

Timi Tunnelは、1978年頃から開催されていたクラシックバイクやビンテージバイクと呼ばれるオートバイのレースだった。

その当時、サーキットでオフィシャルのボランティアをやっていて、コントロールタワー内で、タイム計測などを行う計時を行っていた。出場はしていないのだけれど、レース関係者にもステッカーが配られたのだ。

 

耐水性ステッカーの作り方

耐水性 ステッカー 作る
向かって左側のステッカーは、ガラス飛散防止安全シートを貼り付けた状態。これから丸く切り出す前段階のもの。右側のステッカーは、2枚貼り合わせた状態を、丸い筒を利用してカットした完成品。オリジナルステッカーのように、金色はインクジェットプリンターでは、出力できないので赤みを帯びた近似色とした。

それでは、ステッカー作りに取り掛かかろう。まず、スキャナーでステッカーを読み込み、パソコンに取り込んでデータを保存する。次に、インクジェットプリンターで、吸着ラベルフィルムに高品位用の印刷設定で印刷する。普通はこれで充分だと思うのだが、僕は凝り性なので、ひと手間かけて線画にしてから色付けをして出力を行っている。

次に吸着ラベルフィルムに印刷されたステッカーに耐水性をつけるため、その上にもう1枚フィルムを貼り合わせた。その商品はガラス飛散防止安全シートで、厚さ0.05ミリ、材質がポリエチレンテレフタレートというフィルムだ。

ジェンマ ステッカー 工作
ジェンマ125は、決してビンテージバイクではない。でも、今では立派なクラシックバイクに入るように思う。今まで乗ったバイクやクルマには、このステッカーは似合わないので貼らなかったのだけれど、ジェンマには打ってつけのような気がする。

このシートは粘着タイプなので、剥離紙を剥がして貼るだけだ。ステッカーの仕上がりが全く違ってくるので、空気を噛まないように慎重な作業が必要だ。2枚を貼り合わせたら、ステッカーをカッターで切り抜いていく。カッターで切り抜きやすくするために、事前に缶や筒の直径に合わせてステッカーの印刷を行うとよい。

これで耐水性に優れたステッカーができ上がった。 こうしておけば、水で流れやすい染料インクをガードできるようになる。ステッカーのベースとなる吸着ラベルフィルムは、繰り返して貼れるのだが、その分粘着力が心許ないので、両面テープ*1を貼ってから、ジェンマのフロントカウルに小ステッカーを、ボテ箱に大ステッカーを貼ってみた。

*1:フィルムタイプを貼らないと、剥がす時に苦労する