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ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 車体関連編②

TZR125 3TYメーターをモディファイ以前のオーナーがTZR125入手時には灯火類を取り付け、街乗り仕様にしてあるようなのに、何故かメーターが取り付けられていなかった。中古車を購入すると、色々と首を傾げるようなことがあるのは、中古車あるあるかもしれない。さすがにメーターがないのは不味いので、例によってヤフオクで調達することにしたのだが…。


 

 

後期型メーター落札

TZR125 3TY分解掃除
ヤフオクで落札した後期型メーターは、汚れが酷かったので分解掃除を行った。30年近く前のバイクなので致し方ないのだろうけれど、廃車まで屋外で保管されていたのか土ぼこりが特に酷かった。

中古車のレストアやモディファイを行うには、中古パーツの宝庫「ヤフオク」はありがたい存在だ。最近では、ネットのフリマなども色々と利用できるが、品数の豊富さは、やはり「ヤフオク」だ。タイミングがいいと思いのほか格安で落札できるので、出品者にとっては、がっくりする場合もあると思う。

そのタイミングには、複数の要素がある。出品タイトルが上手く検索に引っ掛かる場合や出品の時期などだ。タイトルのちょっとした間違いなどで、誰とも競わずに落札できる場合もある。ただし、人気のパーツや貴重なパーツは、落札価格が高騰してしまう場合があるので、注意が必要だ。ついアドレナリンが出まくり、落札後の価格に後悔…なんて事にならぬよう気をつけたい。

TZR125_3TYタコメーターの色褪せ
タコメーターの文字盤の方だけ、何故か色褪せてた。日中はあまり気にはならないが、陽が落ちてからは遮光がままならず、メーター全体が汚れた電球が光っているような状態で、途端に見難くなる。

TZR125は前期型と後期型があるのだが、メーターも同様だ。前期形は時計の文字盤の9時が0の位置なのだが、後期型は0の位置が真下の6時にあり、指針も真下を指す。言ってみれば、前期型はスポーツ車のメーター、後期型はレーシーなブラック基調のメーターで、人気があるのも頷ける。

我がTZR125も後期型なので、後期型メーターをヤフオクで調達しようと、鼻息も荒く毎晩のように、ヤフオクサイトとにらめっこが始まった。ところが、品数がない。あれだけ中古パーツがあるのに、ほとんど出品されない。たまに出品されると、貴重で人気パーツというダブルパンチで、落札価格が高騰するパターンになっている。

TZR125_2RMカウル用ステー
メーターはトップブリッジに取り付けるので、フロントカウル用のステーは直接関係ないのだが、他機種用3眼メーターを落札し、どうにか取り付けられないか検討をしてみた。ステーが邪魔をして、全くの徒労に終わってしまった。サビ落としの後に、艶あり黒スプレーで化粧直しを行っておいた。

そんななか、なんとか予算内で後期型メーターを落札することができた。商品が届いたので確認してみると、タコメーターの文字盤の色がかなり色褪せていた。ヤフオクサイトの画面ではこれほどだとは思わなかった。機能的には全く問題はないので、使うことにしたのだが…。日中は周りが明るいので、メーター内照明が目立たないので、まぁ許せる。ところが、陽が落ちると途端にタコメーターが見にくくなってしまう。本来遮光する目的の黒地が薄くなったせいで、内部照明で文字盤全体を光らせてしまい、目盛りが確認できずにメーターとしての機能を失ってしまったのだ。

 

困った時の救世主

TZR125 3TYのタコメーターをニコイチ化
新たに落札したジャンク品の後期型メーターを分解したところ。金属製リングに転倒による凹みがなければそのまま利用できたのだけれど、凹みが気になりニコイチ化へ。分解は、金属製リング裏側にあるカシメを起こしていけばよい。

折角落札できた後期型メーター後期型メーターだったのだが、思わぬところで味噌がついてしまった。ところがである。これもヤフオクで方がついてしまった。運のいいことに後期型メーターが出品されたのである。しかも、その後期型メーターは、転倒によるタコメーター側の黒いリングに凹みがあり、ジャンク品として出品され、予算以下の価格で落札できたのだ。

タコメーターの文字盤も焼けていない。2か所ほど凹んだメーターのリングは金属製だ。ニコイチにすれば懸念は解消することになる。凹みありのジャンク品で人気がなかったのか、僕としては願ったり叶ったりだった。

TZR125 3TYのベースをブラックアウト化
スピードメータータコメーターの文字盤の黒地が同じように奇麗な状態になった。アルミ地肌のメーターベースは、このレーシーなメーターに似合わないので、艶消し黒で塗装。電球は全てLEDに交換を行った。

ということで、タコメーターの金属製リングを開き、タコメーターユニットを交換することにする。やることは時計用マイナスドライバーで、金属製リングのカシメ部分を開いていくだけだ。ニコイチということは、2つ同じことをする。コツはさほどなく、小さめのマイナスドライバーで、チマチマとカシメを開いていくしかない。それでも大した時間は掛からずに、リングの交換を終えることができた。

夜間照明の問題はこれで解決。ニコイチ化したタコメーターを見ると、なんとも美しい…こうして自己満足の世界にまた浸ってしまうのだった。

ーつづくー