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ひと手間Weblog

玄人はだしの逸品から箸にも棒にも掛からぬ駄作と+α を色々とご紹介

ジムニーのロッド式アンテナをマイクロアンテナに交換

スズキマイクロアンテナ99000-99020-MAT購入ジムニー購入時から気になっていた折れ曲がったロッド式アンテナ。出し入れの手間もあるが、折れ曲がったことで何より引き出し難いのだ。そこでネット情報を元に、思い切ってスズキ純正のマイクロアンテナに交換した。元々はワゴンR用のものらしいが、取り付けてみると違和感はそれほどない。ブースター装備で感度もアップした。これはいいかも……。


 

 

ロッド式アンテナの限界

JB23W4型ジムニー
購入してから自分好みのモディファイを行ってきたJB23Wの4型ジムニー。このモデルは特別仕様のランドベンチャーで、パールホワイト/クールベージュメタリックのツートンカラー。ハーフレザーシートにシートヒーター装備。純正フォグランプはシビエと、ジムニーとしては豪華仕様だ。

ジムニーJB23W型のアンテナは、ロッド式タイプがドライバー側Aピラー上部のルーフに取り付けられている。車高自体が高いので、ロッド式アンテナを全部延ばすと結構な高さになる。林道などで前進している際には、小枝などに引っ掛かろうがアンテナが柔軟に動き、折れ曲がることはないだろう。ところがクルマがバックをする時に引っ掛けてしまうとそうはならない。延ばしてあるアンテナの存在を忘れてしまい、何かに引っ掛けると間違いなく折れ曲がってしまう。ロッド式アンテナは、意外と厄介なのだ。バンなどの営業車にもアンテナが折れ曲がっているのを散見するが、やはりバック運転の餌食になってしまったのだろう。最近発売されている乗用車には、ロッド式アンテナをほとんど見なくなったのは、ユーザーの意見が反映されているのかもしれない。

スズキ純正ロッド式アンテナ
内部が折れ曲がっており、引き出し難くなってしまったロッド式アンテナ。この状態では短いゆえに受信感度はイマイチだ。

拙宅のジムニーもロッド式アンテナ搭載車あるあるだった。購入時から分かっていたことだが、やはり折れ曲がっていた。カーナビにVICSが付いているので、アンテナは出したままでしまうことはない。それでも画像のような状態までしか延ばしていない。それ以上延ばすとアンテナの折れ曲がった箇所に到達してしまい、一気に引き出し難くなるのだ。そこで、無理やりアンテナを引き出し、アンテナが真っ直ぐになるように試みたのだが、材質が鋼線のようでハンドパワーでは全く受け付けてくれなかった。

 

マイクロアンテナに交換

アンテナケーブル交換の様子
上下に分けた画像は、上がロッド式アンテナのケーブルを引き出したところ、下はマイクロアンテナのケーブルをこれから引き込むところだ。ビニール紐とビニールテープが大活躍。掃除もせずにマイクロアンテナを取り付けてしまったのが悔やまれる。

ネット検索をすると、マイクロアンテナ化するJB23型ジムニーオーナーが、割といることが分かった。アンテナを曲げてしまい、どうせ交換するならマイクロアンテナを選択したということかもしれない。拙宅のジムニーも先達に倣って、マイクロアンテナに交換することにした。交換方法は、至って簡単なようだ。取り外すアンテナケーブルのプラグ部分に丈夫な紐を結び付けておき、室外からケーブルを引っ張り出す。次にケーブルが引き出せたら、その紐を外して今度はマイクロアンテナケーブルのプラグ部分にがっちりと固定、室内側からビニール紐を引き込んでいきケーブルを確保すればよいようだ。業者向けの取扱説明書を見ると、ケーブルの入れ替えに関して触れられていなかったが、言うもでもないということなのだろうか。

延長ケーブル端子から抜いたアンテナ端子
ステアリング下の化粧カバーを外すと、アンテナケーブルの延長用ケーブルの存在に気付いた。まさか延長ケーブルがあるとは……。その延長ケーブルの接続端子から、アンテナプラグを抜いてビニール紐を結び終わったところだ。

実際の作業では、少し手間取ってしまった。まずオーディオ用化粧パネルを外してカーナビを取り外し、アンテナケーブルのプラグがカーナビに接続されているのを確認。カーナビに接続しているプラグを外し、プラグ端子にビニール紐を結び付けておいた。室外へ出て、外からアンテナケーブルを引き出そうと試みたのだが、どうも様子がおかしい。アンテナケーブルがどこかに引っ掛かっている感じなのだ。そこで再度室内へ。ステアリング下の化粧カバーを開けてケーブルの配置を確認をする。室内側のアンテナケーブル取り込み口辺りまで手を伸ばして、ケーブルを順に追って確認していくと原因が分かった。アンテナケーブルとオーディオ機器を接続する間に、30センチほどの延長ケーブルが存在してたのだ。

ブースター電源供給用配線はエレクトロタップ使用
マイクロアンテナのブースター電源供給用の配線は、今回はエレクトロタップで手を抜いてしまった。エレクトロタップでの接続に、問題がでるようなら配線のハンダ付けで対処しようと思う。

さらにハンドル下から目視で確認してみた。するとAピラーの下端で、結束バンドにケーブルが通されていることが分かった。奥まった箇所にある結束バンドを緩めてケーブルを引き出した。延長ケーブルからアンテナケーブルのプラグを外し、再度ビニール紐をプラグに結び付けておく。これで準備が整った。ケーブルが引き出せたら、マイクロアンテナのケーブルを引き込むだけだ。マイクロアンテナ用ケーブルは長く、カーナビまで直接届いたので、延長ケーブルは外すことにした。これで終了とはならない。マイクロアンテナはブースター搭載なので、電源供給用の配線が必要となるのだ。取説によると、白黒線にエレクトロタップで取り付ける指示があり、それにならって配線を行った。

スズキマイクロアンテナ99000-99020-MAT搭載
ブースター装備のマイクロアンテナへの交換で感度アップを実感した。ベースユニットのルーフへの取り付けは、純正ネジが短かったので、ステンレス製6角ネジのM4×20ミリで行った。

マイクロアンテナの車体取り付け用のアンテナベースは、ロッド式アンテナと同様に、ネジ2本でルーフに止めるようになっている。ただしブースター内蔵でアンテナベース部分が大きく、元々のネジだと短かくてセットできなかった。そこでステンレス製六角ネジのM4×20ミリを調達してネジ止めを行った。受信感度は良好だ。短いトンネルを通過する際でも、ロッド式アンテナではFMラジオ放送が途切れてしまったのだが、交換後は途切れることが全くなくなった。これは間違いなく内蔵されたブースターの効果だと思う。マイクロアンテナは、折り曲げる心配もなく性能面でも折り紙付きのようだが、JB23型ジムニーに似合うかどうかは、さておくことにしよう。