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ひと手間Weblog

玄人はだしの逸品から箸にも棒にも掛からぬ駄作と+α を色々とご紹介

ホンダCBX125Fのレストア ― 車体周り編①

CBX125Fのメインハーネス交換作業我がCBX125Fのレストアは、我慢の二文字が必要なようだ。けれども、我慢の限界は何れやってくる。その我慢の臨界点を超える前に気分転換を図り、CBX125Fのイメージが少しでも良くなるようなことを行ってみた……。

結局メインハーネスを交換することに

薄汚く見えるCBX125Fのフレーム周り
バイクの車体周りに深刻なところはさそうだが、1985年製とはいえ、フレーム周りが薄汚くてみすぼらしくみえてしまう。

今のところ、エンジン始動不良に関して「これだ!!」という解決策が見えてこないCBX125Fのレストア。それでもエンジンを押し掛けして、ある程度エンジンを温めてから停止、セルで再始動を試みるとエンジンが目覚めることもあった。ただし、それ以降はなしのつぶてとなってしまったが……。【ホンダCBX125Fのレストア ― 電装編①】では、電装関係の見直しをして、加工されたメインハーネス(その理由は不明だが)を、純正のオリジナル状態に近づけようと試みた。それでも猜疑心に苛まれてしまったのか、まだメインハーネスが疑わしく思えてしまうのだ。

汚いCBX125Fのフレーム周り
みすぼらしくみえる要因は、フレームのそこかしこにあるタッチアップや黒サビ化の処理が、あまりにも大雑把だからだ。

そこで、ヤフオクで無加工のメインハーネスを探し、中古とはいえ安心できる材料で置き換えることにした。CBX125F用メインハーネスの出品は、そこそこあるようだ。入札は、画像を頼りにメインハーネスが加工されていないか、しっかりと確認をしてから行った。商品が届いたので確認をしてみると、CDIユニットが接続できないのが分かった。どうやら前期型のハーネスには、CDIカプラーの形状が2種類あるようなのだ。同じ前期型でも、最初期型だけカプラー形状が異なっていたことが分からなかったのだ。

 

パーツリストを入手

アクリル系シルバーで塗装したCBX125Fのフレーム周り
エンジンは、ビニール袋を利用した簡易マスキング。袋の一方をカットしてエンジンに被せ、要所をマスキングテープで留めただけ。アクリル系シルバーの缶スプレーで塗装。

その後、パーツリストを入手、CDIユニットが掲載されているページを確認してみた。すると、最初期型以降を除き、後期型まで同じカプラー形状を使用していることが分かった。CDIユニットについては、前期型2タイプと、中期型、後期型の計4タイプに分かれていた。最初期型のメインハーネスを落札してしまったのは、パーツリスト入手前だった。レストアやメンテナンスを行うには、パーツリストやサービスマニュアルは、早めに入手しておいた方が得策のようだ。改めて、初期型の後期型メインハーネスをヤフオクで入手することにしよう。

アクリル系シルバーで塗装したCBX125Fのスイングアーム
スイングアームも汚かったので、取り外してから塗装を行った。クリア塗装前なので、シルバーの塗面が独特な耀きを放っている。

メインハーネスを交換するということは、間違いなく多くのパーツを取り外すことになる。そこで、あることを考えた……。シートやサイドカバーを外すと、レーム周りに施されたタッチアップや黒サビ化処理の薄汚さが際立ってしまうのだ。何故なら、その処理の仕方が大雑把なのだ。杜撰といってもいいかもしれない。タッチアップは刷毛でベタ塗り、黒サビ化処理も不必要な箇所までベタっと塗ってある。薄汚くみすぼらしく見える仕上がりを看過できなかった。そこでメインハーネスを交換する際に、ついでにフレームの塗装を行ってしまおう……ということである。

 

ついでの作業? フレーム塗装

シルバー塗装後にクリア塗装したCBX125Fのフレーム周り
シルバー塗装後にクリアを吹いた状態。クリアを吹いたら、純正のシルバー塗面のように色合いが落ち着いた。

以前のオーナーがシルバーのベタ塗りや黒サビ化処理を行った個所を、600番の耐水ペーパーで、できるだけ平滑になるように研いでいく。続いてフレーム全体の足付けを行って下地が完成したら、マスキングを行っていく。エンジン部分は、ビニール袋の片側に切れ目を入れ、エンジンに被せるようにして全体をマスキングした。それ以外のマスキングは、最低限の箇所しか行わず、段ボールで簡易マスキングを行いながら塗装を行った。汚れ落としと脱脂はパーツクリーナーで行った。塗装は、アクリル系シルバーとクリアの缶スプレーで行った。缶スプレーは、ケーヨーデイツーでだいぶ前に1本200円程度で購入したものを利用した。

モノタロウの耐熱スプレーブラックで塗装したマフラー
マフラーにも細かい傷があったので、モノタロウの耐熱スプレーブラックで塗装した。これでエンジン始動不良が解決すれば、今回行った塗装で心地よく乗れるはずだ。

まず、シルバーの缶スプレーで、フレームの塗装を行っていく。このメタリックな耀きでもいいかなと思ったのだが、乾燥後に塗装面に触れると銀粉が手についてきた。やはり。クリアコートを行わなければ不味いようだ。クリアコート後は、純正シルバー塗装のように落ち着いた仕上がりに。とはいえ、アクリル系塗料なので、ガソリンには侵されるので要注意だ。さらに、マフラーにも所どころ引っ掻きキズがあったので、モノタロウの耐熱スプレーブラックを吹いておいた。メインハーネスの交換から新たな展開にシフト、満足度の高い本格的レストアになった。これで今後の作業が気持ちよく行えるといいのだが……。