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ひと手間Weblog

玄人はだしの逸品から箸にも棒にも掛からぬ駄作と+α を色々とご紹介

ジムニー 宅内無線LAN環境の改善

tp-link製TL-WA850REはWi-Fi用中継器

ジムニーに搭載したアンドロイドナビを、KURATU・K8からHenhaoro製に交換したところ、Wi-Fiアンテナが本体直付けタイプになり、宅内無線LANにアクセスし難くなってしまった。そこで、無線LAN用の中継器を導入して、受信感度がアップするような措置を試みてみた。

屋外用宅内無線LANの見直し

情報分電盤風設備
拙宅の1階にある扉付き本棚の最上段にある情報分電盤風設備。

拙ブログ【KURATU・K8アンドロイドナビがダウン】で触れたように、アンドロイドナビの液晶パネル関係の部品に不具合がでてしまい、液晶表示ができなくなってしまった。そこで、【ジムニー アンドロイド10.0搭載カーナビ Henhaoro導入】でご紹介したHenhaoroというアンドロイドナビに買い替えた。両機種の違いは、アンドロイドOSが9から10になったぐらいで、機能的にはあまり違いはない。個人的には、後者の方が概ね使いやすいと思っているのだが、唯一不満な点を挙げるとすれば、Wi-Fiアンテナの感度になる。

Henhaoroアンドロイドナビの無線LAN受信状態
ジムニーに搭載したHenhaoro製アンドロイドナビ。自宅の屋外車庫から宅内無線LANにアクセス可能だ。

KURATU・K8は、Wi-FiアンテナがGPSアンテナのように、長めのケーブルを介して取り付けるようになっていた。ところが、Henhaoroは、Wi-Fiアンテナが本体外ではあるが、直付けの構造となっている。ジムニー4型の場合は、2DIN取り付け用スペースが、ダッシュボードの最下段にあるため、アンドロイドナビを取り付けるとWi-Fiアンテナが埋もれてしまうことになる。そのため、受信感度が低めになってしまうのだと思う。ダッシュボード上部に2DIN用スペースがあるジムニー5型以降ならば、話しは違ってくるだろう。

 

無線LAN用中継器を導入

tp-link製のTL-WA850REパッケージ
tp-link製のTL-WA850REは、2.4GHz帯専用のWi-Fi中継器。無線LAN世界シェアNo.1を謳っている。

それと、自宅内のWi-Fi内蔵ルーターの設置方法によっても違ってくる。Wi-Fi内蔵ルーターが、車庫近くにあれば受信感度は良好となるはずだ。拙宅では、Wi-Fi内蔵ルーターは、1階にある造り付けの扉付き本棚内に設置している。その本棚の最上段の壁の一角に、光回線、ネットワーク、電気用コンセントの差し込み口を設けて貰い、情報分電盤のようにして利用している。Wi-Fi内蔵ルーターは、NECAterm WR8750Nという何世代も前の機材だが、2.4GHz、5GHz対応したものだ。木質系住宅ということもあり、3階からでも無線LANへのアクセスは不可能ではない。

tp-link製のTL-WA850RE本体
ブースターなどの機構はないようだが、拙宅3階での伝送速度は改善されている。

ただし、有線LANは全居室に配線をしてあるので、3階でも有線LANのコネクターに接続すれば、快適なネット環境にはなる。それでも昨今は、スマホタブレットが主流になっているため、無線LANで快適なネット環境にしたい。それを補うために、コレガ製の2.4GHz帯専用イーサネットコンバーターを、ルーターから離れた居室に設置して、3階の無線LAN環境を構築していた。そのため、受信感度に問題はなくなったのだが、古い機材のためなのか、通信速度が遅く発熱も凄かった。そして、今回のアンドロイドナビWi-Fiアンテナの受信感度低下の新たな問題だ。

TL-WA850REはEthernetコネクタ装備
本体下面にはRJ-45コネクターが装備されている。本機はイーサネットコンバーターとしても利用可能だ。

それらを一挙に解決するであろうアイテムがみつかった。それがアマゾンで調達した、tp-link製のTL-WA850REという商品だ。価格が2,000円を切り、少しの投資で済むのも有難い。導入にあたっての設定も、しごく簡単に行えるようだ。設置してあるWi-Fi内蔵ルーター近くのコンセントに本機を差し、ルーターにあるWPSボタンを押し、2秒以内に本機のWPSボタンを押すだけで良いとある。残念ながら、拙宅では上手くいかなかったので、ウェブブラウザー経由で設定を行った。お座なりではなく、理解しやすい日本語マニュアルが用意されているので、設定自体も難しくはなかった。

 

中継器を拙宅3階に設置

TL-WA850REの3階での受信感度
アンテナの受信感度はLEDで5段階表示され、3つ以上で使用可能となる。拙宅3階では、LEDの点灯は3~4だ。

本機のWi-Fi接続用のネットワーク(SSID)名に関しては、中継器ということで、Wi-Fi内蔵ルーターで設定した接続用ネットワーク名の後に、“_EXT”が自動的に追加されるようになっている。また、パスワードは、ルーターで設定したものと同一で運用することも可能だ。設定が終了したら、コンセントから本機を外し、受信感度を補いたい箇所近くのコンセントに差し込めばよい。たったこれだけで、お手軽に無線LAN環境の補填が行える。ただし、この製品は、受信感度のブーストアップ機能などがあるわけではないので、導入にあたっては期待のし過ぎは禁物だろう。

TL-WA850REの各種設定画面
TL-WA850REの各種詳細設定は、ブラウザーで行えるようになっている。記事作成のためホームページを見ると、8月17日にファームウェアの最新版が公開されていた。ファームウェアの更新など、日本語環境で設定管理が行えるので不安なく行えた。

それでも3階廊下にあるコンセントにTL-WA850REをセットし、タブレットから本機を経由してインターネットにアクセスすると、以前利用していたイーサネットコンバーターよりも、通信速度は明らかに改善されていた。面白いことに、壁などの障害物の関係なのか、屋外のジムニーから1階にあるルーターにアクセスするよりも、3階に設置した本機にアクセスした方が受信状態がよいのだ。さらに本機を1階廊下にあるコンセントに差し、ジムニーから本機にアクセスすると、いっそう受信状態が改善した。一度設定したSSIDは消えることがないので、TL-WA850REは場所を変えても利用できるのだ。同様な国内製品も色々とあるが、本機は3年保証を謳っており、デザイン面も含め、昨今の中華製品は侮れなくなってきているようだ……。