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ひと手間Weblog

玄人はだしの逸品から箸にも棒にも掛からぬ駄作と+α を色々とご紹介

ホンダCBX125Fのレストア ― 車体周り編②

ダンロップK388をジェンマ125で引き取りCBX125Fレストアの本丸、セルでのエンジン始動が未解決ではあるのだが、いずれは何とかなるだろう。と楽観的に捉え、安全に乗るためにも使用限界に近づいたフロントタイヤを交換することにした。その際に、チューブ付きタイヤを禁断のチューブレス化! さて、その結果は……。

フロントタイヤをダンロップK388に交換

CBX125Fフロントタイヤを交換
フロントタイヤ交換のためホイールを外す。車両重量が軽いためフロント部は簡単に引き起こせる。

フロントタイヤは【ホンダCBX125Fレストア前の現状確認】で触れたように、ダンロップ製D404Fという2015年28週製造の80/100-16インチタイヤが組み込まれていた。5年前の割にはヤレが目立ったので、取り替えることにしたのだが、サイズの関係からか余り選択肢はないようだ。バイクの用途的にも高性能タイヤはオーバークオリティなので、せいぜいツーリング用途向けのタイヤで充分だと思われる。タイヤサイズを入力してググってみると、お目当てのタイヤが示された。よく見ると3種類しかなかく、やはり16インチというタイヤサイズ故のことだろう。

CBX125FフロントタイヤD404Fを外す
リムテープを剥がした跡があったので、清掃しておいた。使い勝手の良いKTC製タイヤレバーは、黒い柄のもの。

フロント16インチのタイヤサイズは、排気量を問わず一時期流行ったが、ハンドリングがクイックになるためなのか、その後は余り採用されなくなったようだ。その数少ない中から、ダンロップ製K388のフロント用チューブレスタイヤを選択した。タイヤサイズは 80/100-16インチと同一だ。このタイヤを選んだ決め手は、タイヤのトレッド面センターに1周に渡ってカットラインがあることだ。タイヤのパターンが好みで選んだわけではなく、たったそれだけの理由だ。このタイヤ以外の2つは、トレッド面センターにカットラインがなく、センター付近で左右に凸凹してるパターンだった。

CBX125Fフロントホイールリムの様子
一体型アルミホイールと変わらないコムスターホイルのリム部の様子。

タイヤは【ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 完成披露編】で交換した際に利用した、バイクタイヤ専門店の【マッハ】で調達した。都内にあるバイク専門タイヤ店なのだが、廉価販売で納期も早い頼りになるショップだ。取り寄せ商品でもメーカーに在庫があれば、注文時間によっては翌日に納品されてしまうのだ。拙宅からも遠くないので、取りに行けば送料も掛からない。鈍足のジェンマでも、往復1時間は要しないロケーションだ。金はないけど暇はあるので、ジェンマでタイヤを引き取ってくることにした。

 

果たしてチューブレス化は⁈

アマゾンで調達したチューブレス化用バルブ
アマゾンで調達したチューブレス用のエアーバルブ。ネジ部に入っているゴムは、リム穴により密着するように天地を入れ替えた。

タイヤ交換は、何台か行ったレストアにより、すっかり慣れてしまったので、手組で交換することにした。タイヤレバーは3本あると、素人でもタイヤ交換が行いやすい。パッと見では同じような形状のタイヤレバーだが、KTC製のタイヤレバーは飛びぬけて使いやすいと思う。ヘラ部分の形状が良いのと、ヘラ先端に向かって板厚が徐々に薄くテーパー状になっており、タイヤのビードに引っ掛かりやすいのだ。価格はタイヤ交換用セットの商品に比べると高めだが、使えば納得がいくと思う。KTC製は1本しかないのだが、このレバーを中心に2本セットとの3本でタイヤ交換を行っている。

フロントタイヤをダンロップK388に交換
ダンロップK388フロントタイヤをチューブレス化して組み上げた状態。チューブレス化でバネ下重量が軽減され、乗り心地やハンドリングに好影響なるか。

CBX125Fはチューブ付きタイヤ指定だが、今回入手したダンロップK388フロント用タイヤはチューブレスタイプだ。そこで、完全に自己責任ネタにはなるのだが、思い切ってチューブレス化を敢行してみた。素人なりに考察をすると、走行中にチューブ付きタイヤでパンクをすると、アルミリムにビード用の突起がないので、早い段階でビードがリム中央の凹み部分に落ちてしまうと思う。また、チューブ内の空気が一気に抜けてしまったら、スピードによっては危険を伴ってしまうだうろ。チューブ自体も再使用不可になる可能性も高く、パンクした場所によっては修理もままならない。一方、チューブレスタイヤの場合は、パンクをしても空気は一気に抜けることはない。

CBX125FフロントタイヤK388交換後
チューブレス専用のアルミリムではないので、タイヤ空気圧は小まめにチェックする必要はあるが、懸念されたエアー抜けは、組み上げてから3ヵ月経過しても、気になるような漏れは見られなかった。

エアを入れて漏れてしまうようなら、チューブ付きタイヤに戻せば良いだけの話しだ。ここはやらない手はないと思い、既にチューブレス用のエアーバルブはアマゾンで調達済みだ。チューブレス用のエアーバルブは、リムの穴径を加工せずに取り付くタイプを選んである。エアーバルブは、ゴムの天地を入れ替え、リム穴にゴム系ボンドを塗って組付けた。たったこれだけでチューブレス化の完成だ。エア抜けは要チェックだが、バイク乗車前のチェック項目の一つと思えば大したことではない。施工して3ヵ月経過したが、エア抜けは通常範囲内だった。新品タイヤ以外では、決してやろうとは思わないが、リアタイヤも交換時期がきたら、チューブレス化に取り組みたいと思う。